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膠は動物を原材料として、古くから天然の接着剤として使われている。 原始の絵画、古代の絵画においても膠は大切なマテリアルだった。 ラスコー洞窟壁画は土や岩の粉末を獣脂で溶いたものらしい(ジョルジュ・バタイユ「ラスコーの壁画」1975年 二見書房刊行)が膠とは言い切れないが、クロマニヨン人が芸術・呪術を表現として絵を描いたとバタイユは語っている。 日本では、特に明治以降の近代美術の世界では、膠は日本画の岩絵具を画面に定着する素材として知られている。 歴史的な視点で見ると日本画の源流といえる。日本絵画を振り返るならば飛鳥時代から膠は使われていたのだ。 本展は37名の作家が参加。日本画の重鎮から若手作家まで、さらに日本画という枠組みを乗り越えて普段膠との縁がない彫刻家や油彩画の作家も含まれている。 そして、この展覧会は単に膠と日本画の関係を問う展覧会ではない。 マテリアルと作家との関係を問い直し、表現のシステムや本質を再考する展覧会でもある。 監修の内田あぐり先生の「膠を巡る旅」の行きついた先が京都場の展示空間になることを願っています。 <監修>内田あぐり(武蔵野美術大学名誉教授、『膠を旅する』監修者) <企画協力>仲野泰生(京都場KYOTO-ba)、北澤智豊( 武蔵野美術大学) <関連書籍>国書刊行会 担当、川上貴『膠へのまなざし―再考、そして応答』
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
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