いま同時に、複数の会場で観られる作家を選びました。
ひとりの作家を、一つの展示だけで掴むのは難しいものです。個展でまとめて観るのと、グループ展で他の作家に混じって観るのとでは、同じ人でも見え方が変わります。いま開催中の展覧会には、同じ作家を別の会場で続けて観られる組み合わせがいくつかあります。その中から5人をご紹介します。
新宿の Yu Harada で個展「stroke」(〜8/16)、天王洲の ART FACTORY 城南島でグループ展「Bricks:17人のかたち」(〜9/23)が開催中です。さらに富山の発電所美術館でも個展が開かれています。空間の異なる会場で同時に観られます。
中島崇「stroke」Yu Harada / 新宿・四ツ谷 ・ 26年 7月18日 – 8月16日終了Bricks:17人のかたちART FACTORY 城南島 / 東京その他 ・ 26年 6月20日 – 9月23日開催中中島崇「水跡 ― traces of energy ―」下山芸術の森 発電所美術館 / 富山県 ・ 26年 6月27日 – 9月6日開催中毛利悠子は2024年の第60回ヴェネチア・ビエンナーレで日本館の代表をつとめた作家です。その帰国展「Recompose」が横浜美術館で(〜11/23)、同じ時期に六本木の Yutaka Kikutake Gallery のグループ展にも出品しています(〜10/10)。日常の物や水、埃などを用いたインスタレーションで知られます。美術館とギャラリー、横浜と東京の2会場で観られます。
毛利悠子 Recompose 第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館帰国展横浜美術館 / 横浜 ・ 26年 7月24日 – 11月23日開催中スカルプチャーに宿る精神性をテーマにした展覧会Yutaka Kikutake Gallery 六本木 / 六本木・虎ノ門 ・ 26年 8月1日 – 10月10日開催中京都市京セラ美術館の若手作家シリーズ「ザ・トライアングル」で個展(〜8/30)、銀座 SHUTL のリニューアル企画「継承のトランジション」にも参加しています(〜8/30)。個展とグループ展の両方、東京と京都で観ることができます。
ザ・トライアングル 倉敷安耶京都市京セラ美術館(京都市美術館) / 京都府 ・ 26年 5月30日 – 8月30日開催中リニューアル企画展「継承のトランジション」SHUTL / 銀座・日本橋 ・ 26年 7月24日 – 8月30日開催中山内祥太は映像やCG、パフォーマンスを用いる作家です。GALLERY KTO で個展「まだ顔になる前の緑」(〜8/29)が開催中です。あわせて8月7日から、虎ノ門ヒルズ 森タワー2Fのオーバル広場で、屋外のプロジェクションマッピング《カオの惑星》が始まりました(8/7〜8/16・19:00〜21:00・無料)。映像作家トニー・アウスラーへの敬意を込めた作品で、そのアウスラーの個展も TOKYO NODE(虎ノ門)で開催中です(〜9/27)。夜に続けて観ると、映像表現の系譜がつながります。
山内祥太artist ・ 出展 17回トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま~魔術、メディア、アート~TOKYO NODE / 六本木・虎ノ門 ・ 26年 7月3日 – 9月27日開催中梅津庸一は画家として出発し、近年は陶芸にも取り組む作家です(アーティスト・コレクティブ「パープルーム」主宰)。愛知・豊田市美術館のグループ展「ワン・ルーム ワン・アーティスト」(〜9/23)と、京都・艸居の「特選!梅津庸一、陶の秀作展」(〜8/29)が同時に開催中です。京都と愛知の2ヶ所で観られます。
ワン・ルーム ワン・アーティスト:ヤノベケンジ、堀尾昭子、梅津庸一、岡崎和郎豊田市美術館 / 愛知県 ・ 26年 7月18日 – 9月23日開催中梅津庸一artist / curator ・ 出展 58回一人の作家を、離れた会場で続けて観る。そういう辿り方も、美術を巡る楽しみの一つです。この夏の終わりに、ぜひ。
明日8月8日(土)の午後、Funwowのスタッフと3軒のギャラリーを歩いて巡ります。南青山の Yoru Aozora に集合し、西麻布・六本木へ向かいます。
日時:8月8日(土)14:00〜17:00
集合:Yoru Aozora(南青山3-16-14 プラサーダ青山)参加費:無料。打ち上げ(17:30〜)は自由参加・4000円前後を各自負担
直前のご案内になりましたが、ご都合の合う方はぜひ。
六本木ギャラリー巡り(TV取材あり)表参道・六本木周辺 ・ 26年 8月8日 – 8月8日 14:00–17:008月7日 発行 ・ Funwow運営