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亀岡は2024年より、自身の出身地である東北地方の撮影を精力的に行ってきました。 「奥羽」シリーズは亀岡自身の故郷を含む東北地方が歩んできた歴史を考察しながら、撮影を続けていく試みです。 奥羽とは、陸奥と出羽を合わせた名称であり、東北地方の旧称として用いられてきました。「東北」という言葉は、明治維新以降、「奥羽」にかわる言葉として自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって意識的に使われてきました。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まっています。 亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を通して、近代によって上塗りされたヒダをめくり上げていく行為といえるでしょう。撮影された写真には、歴史を象徴する被写体が含まれつつ、それだけにはとどまらない街の風景や海・山の自然など、様々な要素が正面から捉えられています。そこには所与の現実を受け止め、記録しようする亀岡の姿勢が伺えます。 本展は、吾妻小富士、蔵王山、磐城、北原尾、魔鬼山の5つの章で構成されています。また、同名の写真冊子『奥羽』第6-10号もあわせて刊行いたします。ぜひご高覧ください。
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
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