
1980年広島県生まれ。広島県在住。 小西紀行は、幼少期の自身の家族や知人のプライベートな記録写真を参照しながら、筆やタオル、手指などを用い、大胆で伸びやかなストロークで細部を削ぎ落とす特徴的な表現方法で人(ヒト)を描き続けている。心理学者だった祖父との対話を通じて、人間の判断基準や行動について考え、客観的に捉える視点を早くから獲得、描く行為を通じて思考を深めてきた。ディストーションされた痕跡的なものとして描かれる人体は、身体と意識が拡張していく瞬間を内包している。人工的につくられた環境と自然とのせめぎ合いにある現在の世界において、脆さや定まらなさの感覚とともに生きざるを得なくなった変容する人間の意識や身体を如実に描き出しているかのようだ。 近年の主な展覧会に、「絵画の在りか」東京オペラシティアートギャラリー(東京、2014年)、「ノスタルジー&ファンタジー:現代美術の想像力とその源泉」国立国際美術館(大阪、2014年)、「コレクション展2 ダイアリー」金沢21世紀美術館(石川、2016年)、「ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス」横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川、2017年)、「コレクション展 アジアの風景」金沢21世紀美術館(石川、2018年)、「UNDER CURRENT」Powerlong Museum(上海、2022年)、「コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき」金沢21世紀美術館(石川、2023年)、「TAKEUCHI COLLECTION 心のレンズ」WHAT MUSEUM(東京、2023年)、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」東京都現代美術館(東京、2024年)、「Let’s See」ArtSpace @ HeluTrans(シンガポール、2024年)など。 2016年にPrudential Eye Awards 2016ファイナリストに選出された。 パブリックコレクション 金沢21世紀美術館、石川 国立国際美術館、大阪 高松市美術館、香川 JAPIGOZZIコレクション 高橋龍太郎コレクション TAKEUCHI COLLECTION Burger COLLECTION、チューリッヒ、スイス 宮津大輔コレクション
ほか 私設・企業コレクション等 5 件
出典は作家・ギャラリーの申告。「確認」は所蔵元で確認済み。
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