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長町文聖は2019年より、自身が暮らす東京都町田市を撮影し「OLD VILLAGE」と題して発表を続けています。 東京西部に広がる「郊外」は電鉄会社が計画した土地開発の影響を受けながら変容を遂げていきます。開発で沿線の森や林が消滅する一方、住環境と自然が混在した「郊外」が形成されてきた過程は現在も東京西部において続いているように見えると長町は話します。ぜひご高覧ください。 私鉄沿線と「郊外」開発について論じられた書籍を読むと、小田原急行鉄道を創業した利光鶴松は、小田原線(新宿〜小田原間)と江ノ島線(現.相模大野〜片瀬江ノ島間)開業の前後から大野・大和・座間周辺の山林100万坪を買収し始めたと記されている。理由は「林間と田園生活趣味を求める人達に提供する」住宅地開発を進めるためだったそうだ。当初は「林間都市計画」とうたわれ、「南林間都市」「中央林間都市」の土地分譲は1930年前後から始まったという。 町田に隣接する地域では現在「中央林間駅」「東林間駅」「南林間駅」が営業しており、多くの人々に利用されている。街の開発はそこで暮らす人々の利便性向上を目的に企画・設計を経て行なわれていくが、開発から取り残されていくところと混在しながら「郊外」は形成されていくように思う。「林間」を孕む街で私は生活していることを振り返り考える。
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
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