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長町文聖は2019年より、自身が暮らす東京都町田市を撮影し「OLD VILLAGE」と題して発表を続けています。 町田市の駅前は大型商業施設が集まり華やかな印象がありますが気づかないところで建物は年月を重ねて変化しており、多くの人が行き交う場所でありながらゆっくりと流れる郊外特有の時間が感じられます。ぜひご高覧ください。 妻と娘は最近YouTubeでナミブ砂漠のライブ中継を見ている。カメラが設置された水場にはダチョウやシマウマといった野生動物が現れる。今この時アフリカで動物が歩いていることを知らされて少し驚く。 蔦に覆われていた近所の空き家がようやく解体された。土地は深く掘り返されて整地されている。地面を踏んでみると柔らかい感触を伴って靴の裏は押し返された。アスファルトや建物で覆われて見えていなくても足の下に土があるのだと思う。 町は様々な音が響き合っている。人の声、車の音、植物の葉擦れ、川の流れ。私に届かない音や声がどこかで生まれて消えていると想像する。携帯の電波は音をださないのだろうか。鳥や蝶は人には見えない紫外線を見ているという。気付かないこと、分からないことの只中にある時間をひとつひとつ重ねる。
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
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