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長町文聖は2019年より、自身が暮らす東京都町田市を撮影し「OLD VILLAGE」と題して発表を続けています。日々生活を重ねる中で周りを流れる時間に普段気づくことは難しく、写真を撮ることは立ち止まってその時間を感じることと長町は言います。ぜひご高覧ください。 電車の中で男性に抱っこされている男の子が目に入った。3歳くらいだろうか。ロングシートの端に座る私の横に男性は立っていたのでカラフルな靴下と小さな運動靴を履いた男の子の右足が私の目の高さにぶら下がる。男の子は安心した様子で窓の外を見ている。小さな右足が電車の振動に合わせて揺れる。 男の子の足になぜ惹かれたのだろう。その右足は男の子のものであって私と関係があるわけではない。でもその時、男の子の足があるから私の身体があると思ったのだ。 街を撮影しながら男の子の右足が思い出される。眼の前に見えている住宅や樹木があるから私の身体もあると考えられないだろうか。同じ時間を共有しているから私と街は存在しているのかもしれない。頭の中で正解のない問いかけを繰り返す。 【同時開催】 Keizo Kitajima/北島敬三「PORTRAITS-K」
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
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