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プリントによる展示をせず、スライド・プロジェクションのみにて発表を続けているトヨダ ヒトシ。 今回はVisual Diaryとしては初めての、ニューヨークを離れた日本での日々が綴られました。 ――スクリーンの上に現れる〈像〉は手をのばしてもつかむことはできず、 日々の上での失敗や喜びのように、時間に押し流されて消えてゆく ――9.11.01。うろたえたNY。11年ぶりの秋の東京へ。日本にもいるというアーミッシュの村を訪ねた。アフガニスタンへの空爆は続く。なつかしい道を何度も歩いた。〈旅〉という名の野良犬。音もなく降る雪。音のなさゆえ何かに似ていた。 やがて来た春。カタツムリはアリの侵入に備え、膜をはって眠っていた。 言い訳もせず散ってゆく花。長びく滞在。ふたつの別れ。なんでもない日常を見続ける。 戻れない時間、色。 野で草が揺れていた。 ――上映が終わり照明がもどってみれば、まるで何事もなかったかのようにもとの壁があるだけ。記憶以外は持ち帰れるものは何もなく、それはどこか人生にも似ている気がする。(トヨダヒトシ) 前後編にわけての4日間で100名以上の方々にご来場いただきました。ありがとうございました。
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
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