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毎朝、電車の窓からある空き地を見ている。工場であったはずのその空き地から私はいつも宇宙の不思議さを感じていた。ある日は、もの寂しい空き地に直接行ってみることにした。土の粒子が見える距離まで近付いたところ、私は、無意識の中の記憶と遭遇することができた。それは、時間を越えて、身体も越えて、わからない過去や未来に移動する感覚であった。単線的で均質的な時間軸はそこで意味を失ったのである。こうした経験に気づいている今回の作品は、瞬間と持続という矛盾を横断する無限な時空の関係を表している。
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