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版画を制作するようになって約20年になります。 いわゆる複製としてではない「版画」にこだわって、絵筆を使うのと同じような感覚で「版」を介しての絵作りを続けて来ました。 昨年の冬、オホーツク海の流氷を見たのがきっかけとなり、ここ一年ほどオホーツク海の流氷や星空や水中を舞台とした心象風景を作品にしています。自然破壊や環境問題など狂った現代社会を感じつつ、私の底に眠っている形は、「崩壊した都市」ではなく、丸味を帯びた魚のようで、 健やかで、ういういしく、可愛らしく、瑞々しく、あくまで病んだ社会への抵抗の現れなのです。
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