花月啓祐の個展。麻布を紫根・スオウ・矢車などの植物染料で染めた後、木枠に張り、膠で薄手の和紙を重ねるという基底材から手がける制作工程を提示。麻布の織り目を紙越しに残し、新たな糸を編むように色鉛筆で細やかな縦横の線を加え、自然由来の色彩と線の対話によって、色と素材、絵画と光、空気と温度が同調する織物のような層的画面を立ち上げる。
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