鑑賞者の記憶に質感を伴って強く焼き付く土井沙織の個展。ざらついた画面が土や岩に触れる感触を思い起こさせ、その手触りの錯覚が皮膚感覚として作品をより近いものとして感じさせる。簡略化されながらも原始的な聖性のような崇高さを秘めたモチーフが、世界を揺るがす「巨大で静かな熱量」を伝える。靖山画廊での新作個展。
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