伝統的な水墨技法を用いつつ、慣習的な境界を超える神秘的な構図の空間を生み出してきた林銘君の個展。本展ではチューリップを主題に新たなアプローチを試みる。「空空」は有用/無用の価値判断から切り離された存在への眼差しを意味し、判断の習慣に縛られた自身を見つめ直す姿勢でもある。木材の端切れの不規則な形そのものが、機能や論理から離れた意味を語る素材として用いられる。
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