
NY在住のアーヴァンギャルドな映像作家5名を一挙紹介。映像芸術を専門とする若手キュレーター、中井澪のTAV GALLERY初のキュレーション企画「Faketopia」を6月23日(金)から7月7日(日)まで開催いたします。 フェイク・トピアと題した今期の展覧会では、虚構と曖昧さを持つ映像作品集への真価に迫ります。Bradley Eros(ブラッドリー・エロス)、Elektra KB(エレクトラ・ケービー)、Jason Akira Somma(ジェイソン・アキラ・ソマ)、Joel Schlemowitz (ジョー・シュラマウェッズ)、M.M.Serra(エム・エム・サラ)の計5名による映像作品の殆どが日本初の公開となります。 本展のメインビジュアルを担当するウクライナ出身のElektra KBは「水は私たちを象徴する物理的かつ象徴的な鏡」といったコンセプトを元に、2017年のSpring/Break Art showにて展開したインスタレーションを再現いたします。開催にあたり「Faketopia(フェイク・トピア)」について、本展のキュレーターである中井澪は下記のように述べています。 「今日の映像作品はデジタル素材やインターネットと言ったニューメディアを駆使して表現された作品が多い。高精細なイメージによってリアリティを追求すると共に、自由な加工を施し、まるで本当であるように見せてしまう曖昧な世界だ。本展のタイトル「Faketopia」は、そのような拡張され繁殖し続けるイメージが私たちの世界を取り囲み、そして本来の存在を超え、新たな世界を創造しているのではないかという示唆を含む。それは果たしてユートピアあるいはディストピアなのか。」 1960年代、アメリカではあらゆる芸術が前衛を追求し、いたるところで上映会や朗読・ハプニング・実験音楽の演奏会が行われていた。特にニューヨークはアンダーグラウンド映画を牽引する”前衛の中心”であった。1962年ジョナス・メカスがフィルムメーカーズ・コーポラティブを設立し、アンダーグラウンド映画の上映を行うようになり、65年にはニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチにてメカスのアメリカ初個展が開催された。
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