私の作品は、半ば溶け半ば形の印象を保つ記憶、現在進行形でリアリティを失いつつある記憶の姿である。生と死、意識と無意識との境を行き来する蝶々は、言葉の通じない意思疎通の不可能な存在だ。離れがたく溶け残った出来事の断片に群がるが、それは今の自分とはすでに切り離されたかつての自分の意思でもある。
終了
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