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私の制作における関心は反復的な工程を通じ、素材を別の文脈に移すことであたらしい表現が立ち現れることにあります。 初期に取り組んでいた手織は、そのプロセスを内包しており、一本の糸が反復によって布(面)という異なる次元へと転換していく構造に強く惹かれていました。 現在は既存の技法に依拠せず、単位そのものを自ら設計し、その反復を引き受けることで素材が表現のための要素ではなく、単位として機能することを制作の軸としています。感情や内面の表出を目的とせず、「単位―反復―構造」が自ら物体を成立しはじめる瞬間を探っています。また、素材が本来もつ差異を排除しきることなく、どこまでが設計し得る単位として許容かを見定めながら取り組んでいます。 「単位―反復―構造」という手立てを通じ、こうした問題に向き合うことは、素材に対する交渉であり、協働であり、同時に統治や管理でもあると考えています。
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