写真は過ぎ去った時間を映すものなのか、あるいは「今ここにいる」感覚に触れる行為なのかを問う松田洋子の個展。ロラン・バルトの「それは=かつて=あった」を参照しつつ、個人的経験が重なることで時間は均質さを失い、光が出来事の痕跡を超えて存在の様態を示す媒体となる、と捉え直す試みである。
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