嶋田美子が1990年代前半に発表した、昭和終焉と敗戦50年の間で日本人女性の戦争参加を考察する「Past Imperfect(過去不完了)」シリーズを軸にした個展。タイトルの「滅私」「愛護」は戦中標語に頻出する概念で、現代の「献身」「ケア」を意味する。エッチングや立体作品など8点を展示し、戦時下の女性の社会参加が国家による利用にすぎなかった構造と、それが現代のネオリベラリズム下で継続している様相を問う。
終了
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