生まれ育った家の庭と、そこで黙々と松を剪定し続けた祖父との記憶を出発点とする髙橋実希の個展。建て替えに伴い切り倒された松、家族の生活で更新されていく庭、廊下の木目に滲む祖父の気配を、写真とコラージュによって辿る。目に見えない蓄積として刻まれていく変化の輪郭を、人の無意識と記憶を主題にしてきた作家がそっとなぞる試みとなる。
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