90歳を迎えた伊藤慶二の最新作を中心とする個展。「人の顔とは目、鼻、口という限られた要素の組み合わせによって無限の表情が生まれてくる」という作家自身の言葉どおり、土偶や埴輪を想起させる陶製の人物像は近作でより豊かな表情と多様性を獲得している。人が自らの姿を表現し続けてきた歴史を背景に、人間存在の本質的な問いを浮かび上がらせる。
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