HECTAREで開催される36C(増井岳人と根本歩によるユニット)の展覧会「NO SALE」。建築用の型枠合板に金属釉の陶器をはめ込んだ家具彫刻を制作し、機能性を備えつつも、陶器という壊れやすく冷たい素材によってプロダクトとしての合理性をあえて損なっている。完成作品をリサイクルショップに持ち込んだところ、査定額は数百円か買取不可だったというエピソードを起点に、アート文脈を離れた「物」としての扱いと、用途と非用途のあいだに漂う作品の曖昧性を問い直す。
終了
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