「鉄のゲージツ家」として知られる篠原勝之の新作展。長年の鉄による制作の終わりを予感しながら、作業場の池の底泥を素手で掬い、手で揉んだ泥に親指の痕を刻む行為から「不在」の出現を感じたという作家が、土の柔らかさで輪郭を融解させる新たな制作の地平を提示する。手捏ねの土を1240度で焼成した作品群が「泡沫」として並ぶ。
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