
このたびKOKI ARTSでは、スウェーデン生まれで現在ノルウェーを拠点に活動するアーティスト、ペーター・モーハルによる個展「evig sommar」を開催いたします。当ギャラリーでの2度目の個展となる本展では、この夏に制作された新作10点を発表いたします。作品は休暇を題材に、モーハル独自の絵画的アプローチによって余暇のひとときを捉えています。 モーハルはポスト印象派を思わせる表現で、風景画や静物画を制作しています。各作品には、絵肌に型取られた同一の筆跡が付加されており、それぞれが作品に使われている色の一つを示しています。これらの筆跡はモチーフとは独立して存在し、絵画に多層的な言語を与えるとともに、画面内での対話や知覚的な遊びを誘発します。この「型取られた筆跡」はもともと別のシリーズで使われていたもので、作家はその中で絵画的信憑性と機械的反復との関係を探求してきました。こうした実践を通じて、モーハルは筆跡を主題とし、反復を技法とする二つの美術史的手法を融合させています。 ペーター・モーハル(1979年生まれ)は、2008年にオスロ国立芸術大学を卒業。現在オスロ郊外を拠点に活動。これまでノルウェー国内外で数多く展示しており、近年の個展はLuce Gallery(トリノ、2025、2023)、Nino Mier Gallery(ロサンゼルス、2024)、KOKI ARTS(東京、2020)などで開催。グループ展はQB Gallery(オスロ、2024)、The Hole(ロサンゼルス、2024)、Galleri Golsa(オスロ、2024)、Luce Gallery(トリノ、2024、2020)、Nino Mier Gallery(ニューヨーク、2023)での展示に参加。作品はFondazione 107(イタリア)、ノルウェー銀行(ノルウェー)、JPモルガン・チェース・コレクション 米国)などに収蔵されているほか、オスロとドランメンにおけるパブリックアートも手がけている。
感想を送るにはログインが必要です。
メールアドレスにログイン用のコードを送ります(パスワード不要・登録もこのまま)。
関連メディアはまだありません。