山口光の個展。「自己」は単一の時間軸ではなく、複数の時間や文脈のなかに断片化されているという問題提起から出発する。異なるタイムラグを持つ複数の映像装置によるインスタレーションを展開し、過去と現在がずれながら重なり合うことで視覚と記憶を揺さぶる。主体のアイデンティティの曖昧さとその構築過程を、時間的なズレと知覚の層を通じて探る展示。
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