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会期・開館時間は変更される場合があります。最新情報は会場の公式・Instagramでご確認ください。
もし二人の人間が、自分たちが心から愛しているものやアイデアでひとつの空間を満たそうと精いっぱいになっていて、それをほかの人たちに楽しんでもらい、その中を心の中で探検し、そこへ消えていってもらいたいと思っているのなら、いったん立ち止まって、せめてその空間に一歩足を踏み入れてみるのは、きっとすごくいいことだと思う。もしかしたら、自分の目の前にとても特別な何かがあるのかもしれない、と考えてみるために。 しかも二人は、アメリカのカリフォルニアから日本の東京まで(飛行機でだいたい11時間)やって来る。なぜならこの国に敬意を抱き、畏敬の念を覚えるほど魅了され、自分たちとどこか通じ合うものを感じ、そして、これからも増え続けていく人生というパズルの、ずっと欠けていたひとつのピースのように感じているから。それはたぶん、増え続ける疑問を抱え、不確かさの中で息をしながら、それでも最後には安心して幸せでいられる場所にたどり着きたいと願っている、僕たちみんなと同じように。今の時代、それを望むことさえ高望みしすぎのように思える。 砂時計をひっくり返す――指をパチンと鳴らす――そのくらい一瞬で消えてしまう期間限定の展覧会が、まるでクリスマスの精霊に運ばれてきたかのようにここへ飛んでくる。その名は「Nothing Is Going On Everywhere」。重みからほどけた、弓なりにしなる鉄筋のバインドル。点滴スタンドという命綱のように後ろへ引きずられ、彼らが暮らしてきた地図上の点線に沿って――サンノゼ、ポートランド、デイリーシティ、ニューアーク、サンフランシスコ、サリナス、大津。 いったい、どうしたらそんなことが起こるんだろう? 真夜中、人生でいちばん愛する人と列車に飛び乗って、跡形もなく消えてしまうにはどうすればいい? フェンスの穴をどうやって見つければ、友達と一生忘れられない夜へ抜け出せる? 海の上、フィンを空に向けたサーフボードで、どうやったら波に乗れる? RobiとMariに聞いてみたいことが、僕には百万個くらいある。きっと二人なら喜んで答えてくれるだろう。それでも結局、二人が本当は何を言っているのか、僕にはきっとわからないままだ。 僕自身、カリフォルニアから飛行機に乗って二人の新しい展覧会を見に行けるかどうかはわからない。でも、もしあなたが日本にいるなら――もし東京にいるなら――本当に、行ってみてほしいと思う。たった10分でもいい。外で立ち止まって、ガラスの向こう側にいる人たちを眺めるだけでもいい。心を高鳴らせ、考えていたことが火花になり、口元には笑顔が浮かび、この空間にある素晴らしくて不思議なものについて、そして想像の中でたどり着いたのに、まだいくつもの疑問が残っているその答えについて、自分と話してくれる誰かを探している人たちを。そういうものを見ると、僕はうれしくて思わず笑ってしまう。そして友達のアートショーに足を運べる幸運に恵まれたときはいつも、その体験のすべてが本当に美しいと思う。 思いきり楽しめますように。何かに心を動かされますように。新しい人や、新しいアイデアに出会えますように。そこへ向かう旅も、家へ帰る旅も、素晴らしいものになりますように。 RobiとMariは、僕が大好きな人たちのうちの二人だ。だって二人とも、本当にいい人だから。会場で二人を見かけたら、ぜひ二人を見つけて、何でもいいから話しかけてみてほしい(笑)。まあ、たぶん向こうからあなたのところへやって来て話しかけてくれるだろうし、二人に会えたらきっと楽しい時間になると思う。 MariとRobiは、サンフランシスコ・ベイエリアを拠点に活動するアーティストユニットです。2009年に出会って以来、二人は共同で制作を続けています。多岐にわたる活動の中心にあるのは、ドローイング、ペインティング、そして写真。そのすべては、彼ら自身のパーソナルな出来事や関心事、旅、そして記憶から生み出されています。 作品には、日本、メキシコ、太平洋岸北西部、そしてサンフランシスコ・ベイエリアでの日常のテーマが繰り返し織り交ぜられています。二人は絵の具やインク、拾い集めた紙など、身近にある素材を柔軟に取り入れながら、カメラを通して自身の生活を記録し、物語として描き出します。これまでにもアメリカや日本の数多くのスペースで展示を行ってきました。彼らの作品は、土地から土地へと渡り歩き、インスピレーションを集め、手探りで進みながら、私たちが地球と呼ぶこのクレイジーな場所を歩んでいく——そんな「人生そのもの」への敬意を表しています。 本展《Nothing is Going On Everywhere》では、ありふれた、親しみやすい光景を受け入れながら、多くの人が見過ごしてしまうような小さな事柄にインスピレーションを見出す、日常の瞬間と記憶を表現します。Open Letterを所狭しと埋めるRobiとMariの作品を通して、日々のささやかな美しさや、身近に潜む予期せぬ喜びを感じていただければ幸いです。 Unity Fest — Was There Ever Unity? — Southern Exposure(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 9月 That Teenage Feeling — A.PE(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 9月 | キュレーション:Kate Ortega Meadows — Big Door Gallery(カリフォルニア州オークランド)| 7月 | キュレーション:Jack Moore 100 Years of the Black Butte Water Tower — BBCRC(カリフォルニア州ウィード)| 6月 The Treasure is the Growth — SWIM(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 5月 Density of Us — Small Room Gallery(カリフォルニア州サンノゼ)| 4月 Carnival — Adobe Books(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 3月 | キュレーション:Kate Ortega Super Friends — RVCA(東京都渋谷区)| 12月 Homies — Squash Daimyo(福岡県福岡市)| 11月 Super Friends — RVCA(東京都渋谷区)| 12月 Just Kill Time — Hi Books PDX(オレゴン州ポートランド)| 6月 Variations in Time — FVC Gallery(ワシントン州ワラワラ)| 9月 Room for Two — Black Stamp Studios(カリフォルニア州ハーフムーンベイ)| 4月 Rough Draft — Small Room Gallery(カリフォルニア州サンノゼ)| 3月 Avenues — Avenues(カリフォルニア州サンフランシスコ) Lost Together — Good Mother Gallery(カリフォルニア州オークランド)| 9月 Assorted Goods — The Arsenal(カリフォルニア州サンノゼ)| 6月 Small Room — Art Primo SF(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 1月 Needles & Pens Show — Needles & Pens(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 8月 Tough Love — SPACE B(カリフォルニア州サンノゼ) ME/DIUM — SPACE B(カリフォルニア州サンノゼ)| 11月 Everything You Hoped For Might Not Happen — Chromatic Coffee(カリフォルニア州サンタクララ)| キュレーション:Yubey Delgado Something Personal — Chromatic Coffee(カリフォルニア州サンタクララ)| 9月 San Francisco Art Book Fair — Minnesota Street Project(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 7月 Anti Fascist Zine Fair — YBCA(カリフォルニア州サンフランシスコ)| 11月 Matsuyama Art Book Fair — 愛媛県松山市 | 3月 Bound Together — Art and Zine Fair — カリフォルニア州サンノゼ ダウンタウン | 主催:Robi, Mari
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
開催中・11月22日まで
観たいに入れると、終了が近づいたらお知らせします
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