
カメラを⽚⼿にこの場所を彷徨っていた⽇々、時間はゆっくりと流れていた。穏やかで美しい幻想に包まれることもあれば、不安や恐れに呑み込まれることもある。時折、⼩さな驚きにも出会った。私はこの新しい街に、未来への幻想を重ねていた。そこには未知や希望、無⼒感、そして恐れが混ざり合っている。 淡海ニュータウンは、都市中⼼部への⼈⼜集中や住宅不⾜、住宅価格の⾼騰を緩和するために、淡⽔で開発が始まった新しい街である。 街へ⾜を踏み入れると、⾼くそびえる建築群が⽴ち並び、フェンスで囲われた広⼤な荒れ地が広がっている。農地もあれば、穏やかな海辺もある。ここでは時間の感覚が曖昧になっていく。急速に積み上がっていく建設と、⼈も⾞も少ないゆるやかな時間。その両⽅が共存することで、淡海にはまるで仮想都市のような、どこか現実感の薄い空気が漂っている。 しばらく時間を置いて再び淡海を訪れると、長く閉鎖されていた道路では⼯事が始まり、海沿いには新たな⼯事⽤フェンスが⽴ち並んでいた。⼣⽇を眺めていた秘密の場所にも、ショベルカーや仮設の警備⼩屋が現れている。 私たちはただ、過去に別れを告げ続けながら、この街がどこへ向かおうとしているのかを⾒つめている。 環境や⾃身の感情、⼼理状態を主題に制作を⾏う。個⼈的な記憶と響き合い、⾃身の内⾯世界に重なるイメージを、カメラを通して探し続けている。ランドスケープ、ストリートスナップ、⽇常の記録、プライベートフォトを主な表現⼿法とし、静けさを帯びた空気感のある作品を特徴とする。 今回の展示は台北で開催されている写真フェア「 Photo ONE 」と連動した企画となり、 photographers’ gallery と Place M との共同開催として、台湾出身の若手写真家を三名を紹介いたします。 8月8日(土)には以下のタイムスケジュールにて、三ヶ所のギャラリーを巡り、それぞれの展示作家のフロアトークを行います。この機会、お誘い合わせのうえぜひご参加下さい。 集結國內外專家學者,規劃一系列的專業攝影活動:攝影集市集、專家面對面及攝影論壇等,以回應國內對攝影學術上的求知若渴。
館の公式サイトの紹介文を、そのまま載せています。 出典で読む ↗
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