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20才でスペインに渡り、以来10数年、バルセロナに滞在。スペインで育った日本人アーティストの日本に於ける初個展。自由に刺激的な芸術の風を充分に受けながら、フォトグラムの手法を表現手段として、美しい心の断片を印画紙に残している。写真とは違う、光と影のダイレクトな感触に作家の細やかな心の詩が呼応する作品。 フォトグラムとはカメラを使用せずに、直接感光材料(印画紙等)の上に 物体を配置し、光りを当ててその影の部分以外を感光させて作画する技法である。影絵のようなネガティブな表現効果が得られるのが特徴であるが、使用する物体、構成方法、画面のトーンバランス等によってはポジティブな表現にすることも可能であり、創意工夫によって様々な表現効果が得られる。
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